相続・遺言手続のクリアー行政司法書士事務所

なぜ遺言の要式は厳格なのか


辞書によれば,要式とは「一定の方式が必要とされていること」と定義されています。

遺言書の作成は,要式が必要です。
極めて厳格な要式です。

手続きの相談の時は,少々大げさに
「一字一句正確に書かなければならない」
と説明しています。

もちろん,多少のミスであれば問題ないかもしれません。ですが,遺言書が無効になるくらい致命的なものになるかもしれないからです。

なぜ,ここまで厳格なのでしょうか。

理由は,遺言の効力発生時期にあります。

遺言の効力は,「遺言者(遺言書を書いた人)が亡くなった時」に発生します。

つまり,遺言の内容について,よくわからなかったり,曖昧な部分を,
「これはどういう意味ですか?」
などと尋ねることは不可能なのです。
なぜなら,遺言の効力発生時には遺言者は亡くなっているからです。

後から,誰がどう考えても,争いにならないようにしなければいけません。

ちょっと想像してみてください。
あなたが,Aさんから土地と建物を購入して住んでいます。
Aさんは,親から遺言に基づいて土地と建物を取得しました。

さて,あなたが土地と建物を買って,5年後くらいに突然,見知らぬXさんがやってきて,
「Aさんの遺言は無効ですから,Aさんから土地と建物を購入した…ということも無効です。出ていってください」
と言われたらどう思うでしょうか。

このように,あとから争いにならないように,極めて厳格な要式が定められているのです。

遺言書は,自分でも書くことはできます。
ですが,この極めて厳格な要式を守らないと,それだけで無効になったり,あるいは揉め事の火種になることがあるのです。

遺言書の作成手続きに関する相談は無料です。
遺言書に関するご相談は,白老町内唯一の司法書士事務所であるクリアー行政司法書士事務所をご利用ください。

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